取り組み


 2012年の秋。岩手県大槌町のみどり幼稚園でのワークショップを皮切りに、からふるの活動はスタートしました。

その後、岩手県や福島県を中心に数多くの造形あそび・ふれあいあそびなどの活動を続けています。

これまで岩手県では洋野町・久慈市・宮古市・山田町・釜石市・大船渡市・陸前高田市など沿岸各市町村、内陸の花巻市に避難している子どもたち、そして福島県相馬市、福島市の子どもたちのもとを訪ねています。

ワークショップはからふるが主催するもののほか、各地のNPOなどの法人と連携してのワークショップも開催しています。

ワークショップ以外にも、保育士や児童館職員などの子育て支援関係の皆さま、教員など学校教育関係の皆さまに向けた研修や講演の講師派遣などもおこなっています。

また、メンバーの資質向上のための研修として、福島第一原発事故による避難など震災被害の体験をお聞きする会や、復興の最前線で活動する方からお話を聞く「からふる情熱教室」を開催。テーマによっては一般公開し、広く市民の皆さんと内容を分かち合います。

さらにニュースレター「からふる通信」を発行し、活動の報告と共に、震災被災地の現在をお伝えすることにも努めています。

   

子どもたち一人ひとりが今、何を感じているのか。心は何を求めているのか。

心の声を聴き、心を通わせたい。


時にはものづくりを離れ、子どもたちと一緒に走ること、話すこと、おやつを食べること

そんな時間もまた、大切にしています。