「ただ一人の子どもの心」を起点にし、最重要視する。
からふるの活動の根本とする理念です。
表現行為はその出発点において、純粋に個人的で、内的なものです。
からふるが表現活動のプログラムを考える際には、表現をする時間の中で「子どもたち一人ひとりがどのような喜びを体験するか」ということを最も大切に考え、すべての出発点にします。
表現することの中で、子どもたちの命が喜びで光り輝くこと。その輝きが子どもたち自身を元気づけ、回復させること。
それが私たちがワークショップを通じて子どもたちに届けようとしているものです。
最後に出来上がる作品。
それは、あくまでも子どもたちの内的な体験の副産物だと考えます。
私たちはどのような作品が出来上がるかではなく、表現の過程が充実することに最善を尽くします。